今回のコラムでは、 PR会社から見た中小企業におけるプレスリリースの活用術をまとめていきました。
中小企業の経営者の方は、参考にしていただければと思います。
中小企業におけるプレスリリース活用術①プレスリリースとは?
プレスリリースとは、報道機関に向けた正式な発表・公表のことです。「 ニュースリリース」「報道発表」「公式文書」とも言われることもあります。
プレスリリースで配信する情報には、新製品・新サービス、新しい取り組み、新規事業や経営、人事などの企業に関する情報なども含まれています。
メディアはこのプレスリリースによってニュースのネタを受け取り、関心がある記事を元にテレビ、新聞、雑誌、ニュースサイト等に取り上げることで、消費者に向けて情報発信を行っています。
中小企業におけるプレスリリース活用術②プレスリリースの種類
プレスリリースの配信方法は大きく分けて4種類あります。
プレスリリースの配信方法①FAX
FAX送付は、昔から使われている方法です。
特にテレビやラジオなどの公共電波は、昔からサービスを提供しているため、FAXでのやり取りに慣れています。
現在でも、業界の中で重要な情報をFAXで送るという習慣があるようです。
FAX送付で注意したい点は、2枚以上になってしまうとFAXが届いた先でバラバラになってしまうことも想定されます。また、情報が多いと敬遠されてしまうこともありますので1枚の用紙にまとめるようにしましょう。
プレスリリースの配信方法②郵送
郵送する場合は、茶封筒に書面を折らないように封入し送付します。目に留まりやすく、スキャンする際にもきれいに写るからです。プレスリリースそのものの他にも、送付状を入れるなど、丁寧さが伝わるようにすることも大切です。
正式な書面で送ってもらうと重要視する傾向にあるようです。
プレスリリースの配信方法③メール
メールで送る際はPDFなどの形でプレスリリース書面を添付して送ります。主に、メールでの送付はWeb関連のメディアやIT関連メディアが向いています。
メールで送る際に注意したいことは、メール本文にプレスリリースの中身をある程度記載しておき、興味を引くようにすることが大切です。
プレスリリースの配信方法④Webを使ったプレスリリースの配信
Web上にあるプレスリリース配信サイトに掲載する方法です。
プレスリリース配信サイトを利用する場合には、一度の配信で数多くのメディアに情報を届けることが可能です。
消費者に直接情報を届けることも可能です。多くの人の目に触れさせることができることが特徴です。
中小企業におけるプレスリリース活用術④中小企業がプレスリリースを活用するメリット
中小企業がプレスリリースを活用するメリット①信頼が高まる
プレスリリースを配信することにより自社の情報がメディアに掲載される可能性があります。メディアという第三者の視点から情報が発信されるため、自社で広告を出稿するよりも信頼性の高い情報として生活者に伝わります。また、メディアに取り上げられたという実績も、自社の信頼へ繋がります。
中小企業がプレスリリースを活用するメリット②人材採用や協業・支援につながる
プレスリリースを配信することで自社の活動や商品・サービスそのもの、開発や販売などに携わる人たちの想い、企業の展望などを発信し、多くの人とのつながりを構築することができます。
広範囲に商品やサービス、自社の取り組み、想いなどが拡散されれば、情報を通して自社に惹かれた人が「この企業で働きたい」と感じる可能性もあります。
また、プレスリリースを見た企業などが、協業や支援を申し出てくる可能性もあります。
中小企業がプレスリリースを活用するメリット③コストを抑えた広報PR活動が行える
プレスリリースは、広告と違いメディアの枠を購入し掲載するわけではありません。プレスリリースの配信にかかるコストは、記事作成コストや配信業務にかかる手間、プレスリリース配信サービスを活用する場合はその利用料金です。
必ず、メディアに取り上げられるわけではありませんが、最近ではプレスリリースが直接生活者が見ていることもあり、大きな反響を得られるケースもあります。
プレスリリースを配信することは、高いコストをかけずにさまざまなメリットを得ながら広報PR活動を行える効果的な手段といえます。
また、プレスリリースで継続的な情報発信を行えば、ブランドイメージの確立にもつながり、自社のファンや入社希望者が現れる可能性も高まります。
中小企業におけるプレスリリース活用術③プレスリリース活用事例
①ニューワールド株式会社
引用サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000011791.html
オンラインショップ「CRAFT STORE」を展開するニューワールドによるプレスリリースです。
「陶器市」というイベントをテーマにし、複数商品をまとめて紹介したキャンペーンをお知らせしています。
また、オフラインの場がメインだったイベントをオンライン上で開催するという切り口に、新型コロナウイルス感染症拡大が懸念される時流を捉えたキャンペーン企画となっています。
②サンスターグループ
引用URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000296.000005120.html
除菌脱臭機がフロンティアグループに導入されることが決定したことを発表しています。
導入実績をプレスリリースにする場合は、導入が決定したプロダクトの概要や、導入先を明記しましょう。
また、このように発表元が提供側である場合は、導入先となる企業から導入に至った背景やコメントをもらえると良いでしょう。
導入に至った背景にも繋がっているなど時流を踏まえて導入の経緯を分析したり、他の導入実績をまとめたりすることで、他企業も導入を検討するなど新規顧客拡大にも好影響を与えられるでしょう。
③株式会社グラフィコ
引用URL:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000009939.html
調査結果を用いて自社製品を紹介したプレスリリースです。
調査のリリースは生活者やメディア関係者の共感や納得を得るのに有効的な手段です。季節やイベントに合わせた調査を実施することで時節やトレンドを盛り込むことも可能です。
本プレスリリースでは問題提起だけでなく専門家のアドバイスも掲載されており読み応えのあるものとなっています。また、調査結果が一目で分かるグラフや図表を挿入されており、メディアにとってコンテンツにしやすい素材が揃えられています。
読み手の大掃除したいという欲求を高めたところで掃除に役立つ自社製品を紹介する流れがスムーズです。
中小企業におけるプレスリリース活用術④メディアに掲載されるプレスリリースの作成方法とポイント
プレスリリースを作成する際のポイントは大きく分けて5つあります。
①タイトル
タイトルは、一番伝えたい内容を簡潔に説明するように書くことが重要です。プレスリリースを読んだ人が、タイトルを見てある程度内容を予想することができるように表現するのがベストです。
変に誇張したタイトルや、抽象的な表現、強い広告色を感じさせてしまうタイトルは敬遠されてしまいます。
②リード文
プレスリリースがメディアに掲載されるかどうかは、タイトルとリード文でほぼ決まると言っても過言ではありません。
リード文を作る際、伝えたい情報を詰め込むのではなく、情報を1つに絞って説明することが重要です。誰がどのように何をしたのか、展開方法について、サービスや商品等の特徴を具体的に表現します。
リード文はメディア掲載時に引用されやすい部分となっています。熟考して作成しましょう。
③写真・動画
テキストに比べ短時間で多くの情報を伝えられる写真や動画は、視覚的な情報で魅力を伝えたいプレスリリースに活用するのがおすすめです。
動画を埋め込むことで、テキスト情報では表現しきれない情報を読み手に伝え、新たな発見を促す効果もあるので、素材がある場合は積極的に活用することをおすすめします。
④本文
内容を具体的に表現するため、本文を書いていきます。
プレスリリースで発表する内容の根拠となる部分や、社会的背景、今後の展望や、商品の魅力をさらにアップさせる機能や特徴の解説など、リード文で書ききれなかったことを本文に記載します。
データなどの数字も効果的に使い、客観的な表現で書くようにしましょう。
⑤問い合わせ先
- 会社名
- 担当者氏名
- 電話番号
- FAX番号
- 自社HPや、リリースに関する情報の専用URL
最後に必ず、上記のような問い合わせ先を記載しましょう。
中小企業におけるプレスリリース活用術まとめ
本記事でお伝えした注意点や作成のポイントを踏まえ、プレスリリースを作成を進めてみてはいかがでしょうか。
また、株式会社PRPRでは効果的にメディア掲載されるようマーケティング調査をしプレスリリース配信代行を行なっております。
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